こんにちは、杉本です。
実は、年に1回くらいの海外旅行であればマイルを貯めるだけで行くことができます。
「大量にクレジットカードを使って貯めるんでしょ!普通は無理。」と思った方、ご安心ください!笑
今回のお話は普通に生活しているだけで効率よくマイルを貯める方法です。
私は5年間くらいマイルを貯めていたのですが、その間に約300万マイルほど貯まりました。
使い切れないので貯めるのはやめましたが、今も3ヶ月に1回くらい日本とハワイ間を行き来してても、まだ100万マイル以上残っています。
もちろんその時はたくさんクレジットカード使っていたからなのですが、重要なのはマイルを貯める仕組みを作ることです!
そんなこともあって、「マイレージの達人」としてハワイスタイルさんに取材で紹介していただきましたよ。笑
ということで本記事では、マイルを効率よく貯めて海外旅行に行く方法についてご紹介したいと思います!
3つの航空連合(アライアンス)を覚えておこう!
まず最初に、効率よくマイルを貯めるために1つだけ覚えておくことがあります。
それは、「アライアンス」と呼ばれる3つの航空連合があるということです。
この3つの連合に世界のほとんどの航空会社が加盟しています。
そして同じ連合の航空会社同士であれば、お互いにマイルを移行したり、特典航空券に交換することができるので効率よくマイルを使うことができます。
3つの航空連合は以下の通り。
スターアライアンス
航空会社28社が加盟している世界最大の航空連合。
190カ国以上、1300を超える空港に就航しています。
日本の航空会社はANA、アメリカの航空会社はユナイテッド航空が加盟しています。
スカイチーム
航空会社19社が加盟している世界2位の航空連合。
170カ国以上、1000を超える空港に就航しています。
日本の航空会社は加盟していませんが、アメリカの航空会社はデルタ航空が加盟しています。
ワンワールド
航空会社14社が加盟している世界3位の航空連合。
150カ国以上、1000を超える空港に就航しています。
日本の航空会社はJAL、アメリカの航空会社はアメリカン航空が加盟しています。
マイルの貯め方は海外旅行の頻度で決める
海外旅行に行く頻度によっておすすめのマイルの貯め方が変わります!
海外旅行の頻度が多い人は3つの連合の全てでマイルを貯める
よく海外に行く人は、3つの連合組織のマイルをバランスよく貯めましょう。
理由は、マイルというのはシーズンや空席状況によってすごくお得な時とかなり損する時がはっきりするからです。
一般的には1マイル=1〜2円くらいが相場なのですが、お得な時は20円くらいの価値になりますし、逆にマイルで取れない時はびっくりするくらい高い場合があります。
そんな時にいくつか選択肢があれば、常にお得なマイルを利用できるというわけです。
例えば、デルタ航空だと8万マイルかかるけど、ユナイテッド航空なら5万マイルだから今回はユナイテッド航空にしようなどと使い分けることができます。
あまり海外旅行に行かない人は1つの連合でマイルを貯める
一方で普段あまり海外旅行に行かない人は、1つの連合組織に加盟している航空会社のマイルを集中して貯めましょう。
マイルには航空会社によっては時間が経つと失効するリスクもあるので、なるべく効率よくマイル数を増やすためです。
おすすめは世界最大の連合組織であるスターアライアンスに加盟している航空会社。
スターアライアンスであればほぼ世界中どこでも不便なく利用することができます。
マイルはアメリカの航空会社で貯めよう!
マイルを貯めるためには、まず各航空会社または各航空アライアンスのマイレージ会員になる必要があります。
ここで1つのポイントなのですが、マイレージプログラムはアメリカの航空会社に参加しましょう。
例えばJALのマイレージを貯めたいならばアメリカン航空、ANAのマイレージを貯めたいならユナイテッド航空のマイレージプログラムを利用します。
これは、アメリカがマイレージプログラム発祥ということもあり、様々なメリットがあるからです。
具体的には、
- マイルが失効しない
- 特典航空券の燃油サーチャージがかからない
- 特典航空券が家族以外の恋人や友人でも利用できる
- 利用制限期間がない(お盆・お正月なども使える)
- 片道でも予約できる
などがあります。
日本の航空会社でマイルを貯めてしまうと、
- マイルが3年で失効する
- 結構な金額の税金や燃油代がマイルとは別でかかる
- 本人もしくは家族しかマイルを使えない
- マイルで航空券を取れない時がある
- 往復の予約しかできない
というデメリットになってしまうわけですね。
毎月頑張って貯めていても同じだけのマイルが失効していたり、せっかくマイルを貯めたのに結局燃油代にお金がかかったり。。。
上手にメリットを活用すると、じっくりとマイルを貯めて、恋人や友人と特典旅行券で旅をすることも可能ですよ!
なので、マイルはアメリカの航空会社で貯めるようにしましょう。
スターアライアンスならユナイテッド航空の「マイレージプラス」、スカイチームならデルタ航空の「スカイマイル」、ワンワールドならアメリカン航空の「アドバンテージ」です。
マイルを貯める方法は3種類
さて、いよいよここからが本題となりますが、そのマイルをどのように効率よく貯めるのか?
マイルを貯める方法は以下の3つがあります。
フライトを利用して貯める
まずは最も一般的な飛行機に乗って『マイル』を貯める方法です。
一般的にフライト距離が伸びると、もらえるマイルも増える仕組みとなっています。
ただ最近は航空券の価格でマイルが決定するマイレージプログラムも増えてきていますよ〜!
フライトマイルを貯める際に注意したい点は、航空券によっては100%マイルが貯まらないものがあるので、マイルがちゃんと貯まるかどうかは確認しましょう。
先ほども紹介したようにマイルには1〜2円くらいの価値がありますから、マイルがつかない代わりに航空券の料金を安くしている場合もあります。
クレジットカードを使ってマイルを貯める
マイルを貯めるために一番効率なのが、クレジットカードをマイルが貯まるカードに変える方法です。
普段のお買い物や毎月の支払いをマイルが貯まりやすいクレジットカードに変更することで思った以上にマイルが貯まりますよ!
ポイントはマイルに特化したクレジットカードにすることです。
日本のクレジットカードの場合、キャッシュバック利率が非常に悪いので、ポイントやマイルを貯める方がお得なので、全ての支払いをまとめてしまいましょう。
情報もスッキリして一石二鳥です!
ポイントでマイルを貯める
『ポイ活サイト』と呼ばれるサイトを経由することで得られるポイントをマイルに交換する方法です。
旅行サイトやインターネットショッピング等をポイントサイト経由で利用し、決済することでポイントをもらえるようになっています。
ちなみにこの方法を利用すると、クレジットカードのマイルと2重取りをすることができます。
ポイ活は1回はそこまで大きくないですが、チリも積もれば山となりますから、上手に利用するとすごいスピードでマイルが増えて行きます。
ポイントサイトとしては、モッピー、ポイントタウン、ハピタス、Get moneyなどが有名です。
最もマイルが貯まるクレジットカード
最後に、私が実際にマイルを貯めてきたクレジットカードをご紹介します。
結論を言ってしまうと、ユナイテッド航空の「マイレージプラス」とデルタ航空の「スカイマイル」の2つです。
アメリカン航空の「アドバンテージ」はいいクレジットカードがないので、マイレージプログラムに加入するだけでいいと思います。
また、クレジットカードは「海外旅行保険の付帯」や「ラウンジの利用」など、旅行に特化したものがおすすめです。
マイレージプラスとスカイマイルの中で、より旅行に特化しているのが以下の2つです。
マイレージプラスのJCBカード
最大の連合であるスターアライアンスの加盟航空会社、ユナイテッド航空とJCBのコラボカードです。
セゾンカードやアメリカンエキスプレスもあるのですが、より旅行に特化していて、ポイント効率も良いのがJCBカードになります。
マイレージプラスのJCBカードは3つのラインナップが用意されており、それぞれでマイルの還元率が異なります。
- ゴールドカード:年会費16,500円、100円=1.5マイル
- 一般カード:年会費5,500円、100円=1マイル
- クラシック:年会費1,375円、200円=1マイル
ユナイテッド航空の航空券を購入した場合は、マイルは2倍になるので、最大3倍の還元率となります。
年会費も高くないカードなので、ゴールドカードを持つのがおすすめです。
日本国内であればANA、海外旅行であればスターアライアンス加盟航空会社のフライトを利用することによりフライトマイルが加算されます。
他にも海外旅行保険やショッピングプロテクションも旅行に特化しているため値段の割に良い条件となっています。
デルタ・スカイマイルのJCBカード
世界第2位の連合であるスカイチームの加盟航空会社、デルタ航空とJCBのコラボカードです。
同じくセゾンカードやアメリカンエキスプレスもありますが、利便さを考えてJCBがおすすめとなっています。
デルタは安定してマイルで航空券の予約ができるので、できればマイレージプラスと合わせて持っておきたいところです。
デルタ・スカイマイルのJCBカードには3つのラインナップがあり、それぞれでマイルの還元率が異なります。
- ゴールドカード:年会費22,000円(初年度11,000円)、100円=1.5マイル
- 一般カード:年会費13,200円(初年度6,600円)、100円=1.3マイル
- テイクオフカード:年会費2,750円(初年度無料)、100円=1マイル
こちらもデルタ航空の航空券購入でマイルが倍になり、最大3倍の還元率とすることができます。
年会費が少しマイレージプラスより高いですが、十分に元は取れるカードだと思います。
スカイチームには、日系航空会社は連盟として参加していませんが、デルタ航空の上級会員または提携クレジットカードを保有していれば、「日本国内線、どの航空会社・路線でも、もれなく1フライトにつき500マイル付与する」という内容になっています。
クレジットカードに付帯されているサービスも全く問題ありません。
最もマイルが貯まりつつ、安心して海外旅行に行けるコスパの良いクレジットカードです。
海外旅行はマイルで行こう!
以上、海外旅行にマイルで行く方法はいかがでしたでしょうか?
「マイル」と聞くと、「使うのが難しそう…」と思ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、マイルを利用することでお得に海外旅行に行けるメリットは大きいです!
お得にマイルを貯めて、楽しい旅に出かけましょう〜!
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