ナポリから40kmほど離れたところにあるカプリ島は、古くから王族や貴族に愛され、今も世界中のセレブが別荘を構える世界最古のリゾート地です。
カプリ島に訪れたら絶対に外せないのが「青の洞窟」。
青い水面が広がる洞窟はとても神秘的で、その美しさは言葉では言い表せません。
もちろん、青の洞窟以外にも魅力的なスポットが満載なのでおすすめの楽しみ方を紹介していきます。
青の洞窟はカプリ島で必見のスポット
青の洞窟は、イタリアの観光地の中でも人気の高い場所のひとつです。
洞窟の入り口がとても狭いため入場することが難しく、天候の良い波の低い日にしか行くことができません。
そのため、ベストシーズンと言われる5月〜8月でさえも入場率は80%程度と言われています。
なかなかハードルの高いスポットですが、洞窟内は真っ青に輝く水面が美しくとても幻想的です。
なぜ、こんなにも洞窟内が綺麗な青色になるのか気になりませんか?
洞窟内の海が青く輝くのは、ずばり、海底の大理石が太陽光に含まれる青色の光を反射するからです。
太陽に含まれる他の赤色や緑色の光は水に吸収されますが、青色は水に吸収されにくい性質があるため、このような現象が起きます。
洞窟に太陽の光が差し込むこと、海底が白いこと、この2つの条件が揃っているためこのように美しい景色を楽しむことができます。
1度の訪問では入場できず諦めてしまう方も多いのですが、是非チャレンジして美しい景色をその目で堪能してくださいね。
カプリ島は魚介類などの料理が絶品
カプリ島へは、青の洞窟目当てで訪れる方が多いのですが、カプリ島の魅力はそれだけではありません。
街の美しさはもちろんですが、特におすすめしたいのが食べ物です。
カプリ島は別名「レモン島」と呼ばれるほどレモンが有名で、料理やスウィーツ、お酒などふんだんに使われています。
とくに、レモンの皮をふんだんに使用したリモンチェッロと言うリキュールが有名で、カプリ島のリモンチェッロはとくに質が高いと言われています。
可愛らしいビンに入っていることも多く、飲み終わったあともインテリアとして楽しめるのが嬉しいポイントです。
レモンを使った高級香水や、石鹸なども女性に人気なので是非お土産や自分用に買ってみてくださいね。
また、日本のレストランでも人気のサラダ「カプレーゼ」はここカプリ島発祥の料理で、諸説ありますがカプリ島の人たちが昔から食べていたサラダが由来なんだそうです。
カプレーゼにも使われているモッツァレラチーズは南イタリアの名産品で、濃厚な味は一度食べたらやみつきになります。
海に囲まれているので魚介類も豊富で、パスタやグリル料理など、どのレストランでも絶品料理を楽しむことができますよ。
食材が良いので少しお高めのお店が多いですが、味は間違いないので是非堪能してみてくださいね。
イタリアのその他の観光スポットを知りたい方は、以下のページに詳細をまとめています。