こんにちは、杉本です!

今回はイタリアのおすすめ観光地をTOP10という形でまとめました。

私も世界50ヶ国くらい旅をしていますが、イタリアほどたくさんの魅力がある国はないですね。

美しい景色はもちろん、食べ物も美味しいし、中世ヨーロッパの雰囲気が残る建物が多いし、世界遺産も世界で1番多い国なんです!

「たくさん観光地がありすぎて、どこを見るべきなのかわからない…。」という話をよく聞きますので、イタリアの全都市を制覇した私がこれは行っておきたいという場所を解説したいと思います。

イタリアはファッションも最先端ですし、何食べても美味しいし、芸術品もすごいたくさんあるので、どこに行っても外れることはありません。

ただその中から、これは特におすすめ!という場所だけをご紹介したいと思います。

是非イタリア観光の参考にしてみてくださいね!

ミラノ (Milan)

ミラノは、イタリア北部にある街で、イタリア経済の中心地です。

中世の頃に建てられた伝統的な建築物がある他、ミラノコレクションなどファッションも有名で、見どころがたくさんありますよ!

個人的にはサッカーのACミランというチームが好きなので、サンシーロスタジアムのロッカールームに入った時が1番感動しました。笑

サンタ・マリア・ナシェンテ教会

ミラノと言えばドゥオーモは誰でも訪れる有名観光地です。

ドゥオーモは「教会」や「大聖堂」という意味があります。

ちなみに細かい話なのですが、教会と大聖堂の違いは「司教座」があるかどうかです。

1386年から約500年の歳月をかけて作られた世界最大級のゴシック建築であるドゥオーモは、イタリアで最も大きな聖堂となっています。

特徴的な外観である135本の尖塔にはそれぞれ聖人が、一番高い尖塔には金のマリア像が立っています。

建物内側にはステンドクラスや絵画、彫刻など、まさに中世ヨーロッパを感じさせる芸術の数々を見ることができます。

内観や屋上からミラノの町並みを眺めるためにはチケットが必要です。

服装チェックがあり、ノースリーブや半ズボンなど、肌の露出が多い服装は入れてもらうことができませんので夏場は気を付けましょう!

サンタ・マリア・ナシェンテ教会(Church of Santa Marianaschente)に関してもっと見る

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

有名な「レオナルド・ダ・ヴィンチ」作品の『最後の晩餐』が書かれている教会です。

映画『ダ・ヴィンチ・コード』でも出ていたので、知っている方も多いのではないでしょうか?

『最後の晩餐』は大きな壁画(420cm×910cm)で、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会でしか見ることができません

ただし、貴重な絵画を保護するため、完全予約制&15分の見学時間となっています。

私は予約しないで行ったのですが、1年先まで埋まっていると言われました。笑

必ず予約をしてから行くようにしましょう!

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Church of Santa Maria delle Grazie)に関してもっと見る

フィレンツェ (Florence)

フィレンツェは「花の都」と呼ばれるくらい、華やかな場所として有名です。

多くの建物がルネサンス時代に建築されているので歴史ある建築物が多く、街の一部分が『フィレンツェ歴史地区』として世界遺産に登録されています。

歴史あるフォトジェニックな街並みで、どこを撮っても絵になりますよ!

フィレンツェもやはり大聖堂からの景色が1番有名ですが、どこに行っても楽しい街です。

ヴェッキオ橋

まずは、中世の古い雰囲気がたまらないヴェッキオ橋です。

ヴェッキオ(vecchio)とはイタリア語で「古い」という意味なのですが、その名の通りフィレンツェ最古の橋として知られています。

歴史としては1300年代から700年以上

橋から出っ張ってるカラフルな建物はアパートなのですが、橋の上に人が住んでるってところもなんかおしゃれに感じます。笑

橋の両脇には「伝統工芸品」や「宝石店」が多数並んでいて、多くの人で賑わう有名な通りとなっています。

ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)に関してもっと見る

ミケランジェロ広場

ミケランジェロ広場はフィレンツェの中でも高台にあり、街並みを眺めることができる有名な観光スポット

昼はもちろん、夜もライトアップされた素晴らしい街並みを見ることができるので、観光客だけじゃなく地元の住人も訪れる場所です。

広場内には、ミケランジェロ(ダビデ像)のレプリカがシンボルとして設置されています。

小高い丘の上にあるので少し大変ですが、街から徒歩で行くこともできます

歩きながらフィレンツェの街を散策するのは気持ちいいですよ〜

ミケランジェロ広場 (Michelangelo Square)に関してもっと見る

ウフィッツィ美術館

14世紀にフィレンツェで最も繁栄していたメディチ家のコレクションが集まっている美術館です。

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェッリ、ラファエロなどのそうそうたる巨匠たちの作品が所蔵されています。

フィレンツェの美術館と言えばウフィッツィ美術館が圧倒的に人気ですね。

展示品の数は約2500点もあるので、のんびり見ていると1日あっても足りないので、事前に見るものを決めておきましょう!

初めて訪れても、「これは見たことある〜!」というものがきっとたくさんあると思いますよ!

ウフィッツィ美術館 (Uffizi Museum)に関してもっと見る

ピサ (Pisa)

イタリア中部にあり、歴史ある街として有名です。

フィレンツェから近いので、セットで訪れるといいかもしれません。

ピサの観光といえば、「ピサの斜塔」ですね!笑

ガリレオ・ガリレイが「物体落下法則」を行った場所として知られています。

狙って斜めに建てたわけではなく、土台が地面にめり込んで傾いたことで皮肉にも有名になりました。

階段で登れるようになっていますが、人数制限のため事前予約が必要となっているので気を付けましょう!

そして、もう一つ注目していただきたいのが、ピサの斜塔のすぐ隣にある「ピサ大聖堂」。

11世紀に建てられた聖堂で、イタリアを代表するロマネスク様式の建築です。

本当はピサの斜塔がピサ大聖堂の一部なんですよ〜

ピサ (Pisa)に関してもっとみる

ベネチア (Venice)

「水の都」として知られるベネチアは、街全体が世界遺産に登録されています

その名の通り、150もの運河が街の中を流れており、街がまるで迷路のようになってます。

個人的にはこの雰囲気が大好きで、イタリアの中でも1番オススメしたいスポットです。

当初3日間滞在の予定が2週間に。笑

その後仕事でも何度か訪れましたが、何度訪れても最高の場所です!

街の中は車が入ることができないため、移動手段は全て船または徒歩となります。

ゴンドラ

ベネチアは、街全体が観光スポットです。

裏路地がジブリの世界のようで、角を曲がる度に全く違う景色が見えます。

徒歩もいいのですが、是非ゴンドラにはチャレンジしましょう。

テレビや映画などでも有名な風景で、憧れる人も多いのではないでしょうか?

ゴンドリエーレ(船漕ぎ)がベネチア市街を案内してくれます。

ゴンドラから眺めるベネチアの街は、他では味わうことのできない体験になること間違いなし!

リアルト橋

ベネチアには多くの橋があり、大運河にかかる橋も4つあります。

その中でも街の中心部にあるリアルト橋が最も歴史があり有名です。

リアルト橋の上ではアクセサリーなどの工芸品などのお土産屋が立ち並び、大運河の景色とともに楽しめるようになっています。

夜もライトアップされた、ベネチアの美しい景色を楽しむことができるスポットです。

リアルト橋 (Rialto Bridge)に関してもっと見る

ローマ (Rome)

イタリアの首都であり、イタリアの中央付近にある都市です。

「ローマは1日にして成らず」「すべての道はローマに通ず」という格言の通り、ローマは多くの歴史が残る街。

ローマを訪れたら寄らないわけには行かないほど見所がたくさんあります。

サン・ピエトロ大聖堂

バチカン市国という世界で1番小さい国のほとんどは、このサン・ピエトロ大聖堂です。

世界屈指の荘厳な宗教建築であり、カトリック教会の総本山としてあまりにも有名なので、毎日非常に多くの人が訪れます。

合わせてミケランジェロの「最後の審判」やラファエッロの間があるバチカン博物館も要チェックですよ!

肌を露出した服やビーチサンダルは入場できないこともあるので、夏場は肌を隠す上着なども持っておきましょう。

サン・ピエトロ (San Pietro Cathedral) 大聖堂に関してもっと見る

真実の口

「嘘をついている人は、手を噛まれる」言い伝えで有名です。

サンタ・マリア・イン・コスメディン教会に飾られた『真実の口』。

実は古代ローマ時代のマンホールだったそうです。

手を実際に入れて写真を撮る!

ローマに行ったときの外せない観光スポットです。

真実の口 (Mouth of Truth)に関してもっと見る

コロシアム

約2000年前に建築された円形闘技場で、およそ8万人が収容できるようになっています。

コロシアムは闘技場ということもあり、実際古代ローマ時代では剣闘士たちやライオンが戦っていたとされています。

映画などで、コロシアムで戦うシーンを見たことがある人は多いですよね。

偉大なローマを感じることのできるスポットとなっています。

入場券は非常に並ぶので、事前に手配をしておくと良いと思います!

→コロシアム(coliseum)に関してもっと見る

トレヴィの泉

美しい彫刻で装飾された噴水で、多くの観光客で賑わっています。

後ろ向きでコインを投げ入れると、もう一度ローマを訪れることができる」「2回投げ入れると愛する人と出会うことができる」などの言い伝えで人気の観光地です。

訪れたときには、「またローマに来たい!」と願いを込めてコイン投げをしてみましょう。

街を歩き回ってちょっと疲れて休憩するにもいいスポットですが、昼は非常に混み合ってスリやひったくりも多い場所なので貴重品はしっかり管理してくださいね

美術館などと違って24時間稼働なので、早朝の時間帯が人が少なくてオススメです!

トレヴィの泉 (Trevi Fountain) に関してもっと見る

タオルミナ (Taormina)

イタリアのブーツの先、シチリア島内のリゾート地です。

今も噴煙を上げるエトナ山を背景に、灼熱の太陽と潮の香りに彩られた街。

他の都市とは違って田舎らしい街並みなので、のんびり歩くだけで気持ちをまったりさせてくれます。

太陽と海の幸に恵まれる、食の宝庫でもあるので、グルメも要チェックですよ!

海水浴で楽しんだり、景色を楽しみながら、旅を満喫してはいかがでしょうか?

タオルミナ(Taormina)に関してもっと見る

ナポリ (Naples)

イタリアの南部にある第3の都市、ナポリ。

街の合言葉は、食べて、歌って、愛するという意味の「マンジャーレ!カンタ―レ!アモーレ!!」

まさにイタリアという雰囲気を感じる街です。

温暖な気候で、歴史がある建築物や青くて美しい海などの揃った素晴らしい場所で、ナポリを見て死ね」の名文句が生まれる理由があります。

新鮮な魚介類や太陽をいっぱい浴びて育ったトマトを使ったパスタやピザが有名です。

ちなみに、マルゲリータ発祥の地がここナポリですよ〜

ただ、ちょっと治安は良くないので、貴重品の管理は気を付けましょう

ポンペイ (Pompeii)

ナポリから程近い場所にある必見スポットが、古代ローマの都市遺跡であるポンペイです。

約1900年前、ベズビオ火山噴火による火砕流で一晩で消滅してしまった街として世界遺産に登録されています。

1748年に遺跡が発見され、発掘されました。

街全体が火山灰に覆われていたことにより、壁画や建築物などがほとんど当時の状態のままで残っています。

当時の状況が石膏で再現されており、逼迫した状況を知ることができます。

日本で言えば縄文時代とか弥生時代の建物ですから、すごいですよね。笑

ナポリを訪れた際は是非一緒に行ってみてください!

カプリ島 (Capri)

ナポリから船で30分ほどの距離にあるカプリ島。

ナポリって美しい海というわりには美しくない(個人的な感想です)ので、青い海とおしゃれな街並みがより際立ちます。笑

そのカプリ島にきたら訪れたいのが青の洞窟

イタリアの島はのんびりするだけでもいいのですが、青の洞窟は是非行っておきましょう!

天候や潮位によっては入れないこともあり、一番入りやすい時期は6月〜8月頃と言われています。

私は1回で入れたのでそれ以降は行っていませんが、入れる確率は30%くらいのようです。

きらきらと輝く、神秘的な光景は一生忘れられない景色となること間違いなし!

カプリ島 (Capli) に関してもっと見る

アマルフィ (Amalfi)

アマルフィ海岸は「世界で最も美しい海岸」と言われており、世界遺産に登録されています

イタリアの南にある断崖絶壁の海岸で、建物も崖の形に合わせて建っています

日本だったらこの形には絶対ならないよなって感じると思います。笑

綺麗な青い海と、崖に沿って建てられた建物の融合が本当に素晴らしい景色になっています。

海岸までのアクセスは崖を下っていくので少し大変ですが、そんな疲れが吹っ飛ぶくらい感動するはず!

アマルフィ (Amalfi) 関してもっと見る

一生に一度はイタリアに行こう!

以上、イタリアのおすすめ観光地TOP10はいかがでしたか?

南北に長いイタリアは、街によって雰囲気も特徴も全然違うのでまるで違う国に来たかのように楽しめます。

ただ、どの街も共通してヨーロッパの歴史を感じることのできる美しい建築物があり、美味しい食べ物があり、多くの人を魅了する自然があります。

本当にどこに行っても世界遺産ある異様な世界なんですよね。笑

是非一度はイタリアに足を運んでみてくださいね。

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